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鷹の楽しい(?)休日その6です

右下の小説を読むからから
お入りください

大和は台所で調理中、
花梨は部屋を見回しそわそわ
そして俺は大和のベットに腰掛けて
読書をしていた。

しばらく読み進めていると・・・・
なんか花梨がこっちみてる・・・・・

「何?」

「あ・・・・いえ・・・・何読んではるんかなぁと・・・」

「・・・・本」

「そそ、それは見たらわかりますけど・・・・」

「花梨・・・・もしかして暇なの?」

「・・・・・・・・・・・少し・・・・・・・・・」

「絵でも描くかい?花梨☆」
大和が台所から言った

「シャーペンと大学ノートしかないけど☆」

「やややっええですええです!!!!
そ、そやじゃあ大和君のお手伝いしてもええですか?」

大和は笑って手招きして
花梨も台所へ・・・・

俺はまた本に目を戻す

しばらくすると二人の声が

「しいたけも少し使うんだ」

「しいたけ好きですー」

「じゃあ花梨のにはしいたけもたくさん入れてあげるよ」

「ありがとう大和君」

横目で台所をみると二人で仲良くニコニコ喋ってる・・・・。

なんだろう・・・・なんか変な感じ・・・・。

「大和・・・・」

「なんだい?鷹?」

「・・・・喉が渇いた・・・・・」

大和は冷蔵庫を開けて未開封の1リットル入りの牛乳パックを出してきた。


「はい☆」

「コップは?」

「ははは☆これぐらい飲みきれるだろ?」

冗談かと思ったが大和は本気で言ってるらしい
・・・・・大和が飲みきれるなら俺も挑戦してみよう・・・・・・
俺に牛乳パックを渡すと大和はまた台所に・・・・

そしてまた花梨と話はじめた

・・・・・・・・さっきからなんなんだろうこの感じ。

なんだか胸がじくじくするのから
気をそらそうと
牛乳パックに口をつけ・・・・・かたむけた


「ごぶはっ!!」

牛乳が予想以上に出てきて思わずむせこむ

「げほっ・・・・・・・・」

花梨がこっちを見て寄ってきた

「た、鷹君大丈夫ですか?」

スカートのポケットから
ハンカチを出して・・・・・・
一度そのハンカチを見て俺を見て
もう一度ハンカチを見て俺の口周りを拭いてくれる。

「自分でふけるよ」

「そ、そうですか・・・・・じゃあ」

花梨は俺にハンカチを渡し
台所へ・・・・・

また大和と花梨が二人だけで
話はじめた

俺は服にしみこんでいる牛乳を
花梨のハンカチでふき取りながら

なんと言ったらわからない気分で
二人を見ていた・・・・・。


つづきます。
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