鷹の楽しい（？休日）その３

鷹の楽しい休日その３
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鷹の楽しい休日その３

帝黒学園の男子寮まで辿り着いた鷹は
その入り口の手前で見知った後ろ姿を見た。

日の光に輝いてゆらゆらゆれている
麦わら色のその三つ編みを・・・・・・・・

ぐいっ！！！

「あいたぁ！！」

「やぁ花梨」

「鷹君っ髪は痛いからひっぱらんといてって（涙）」

「花梨の髪が魅力的だったもんで・・・・つい・・・・・」

「・・・・そそそ、そんな事いうてっ・・・・・！！！も、もうひっぱったら駄目ですよ！」

「うん・・・・もうしないよ（今日は）」

「・・・ほっ・・・・・」

「それで花梨寮の前で何してたの？」

「えっ・・・・・あ・・・・・・私はその・・・・・・・散歩中で・・・・」

「こんなところまで？」

「・・・・・・・た、鷹君は？どうしてここに？」

「俺は大和の部屋で本を読みに」

「あ、そうなんや・・・・・ええな・・・鷹君は・・・男の子で・・・」

「？」

「私も男やったらこの寮に入れるのに・・・・・」

「花梨は男子寮に入りたいの？」

「・・・・・・はっ！！！！ややや・・・・え、えーとそう寮とかどんな
感じかなぁって・・・・・・・」

「じゃあ花梨も一緒に行こうよ」

「えっ」

「ちょっと待ってて」

花梨を置いて俺は男子寮に入った。



続きます