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睡眠不足な彼女その9です!!
これでラストです! プチ小説なのに 無駄に長くてすみませんでした・・・・・!! (勉強になりました) しかもちゃんとオチませんでした・・・・。 (なんだって) それでも読んであげようという お優しい方は 右下の小説を読むから 読んでやって下さい。 睡眠不足な彼女その9 横に寝てる棘田先輩に抱きついてみる ・・・・・・・・うっ・・・・・・ なんて・・・・ ええ抱き心地や・・・・・・ これは私の抱き枕よりも さらにさっきのウォルターさん像よりも 私の体にしっくりくるっ・・・・・・・!!! でも口に出したらまた 「怖っ」って言われて 転がされるから我慢せな・・・・・。 ・・・ああ・・・・こんなにまで してもらえて・・・・・私は・・・・・しあわせやな・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・眠たくなってきた・・・・ 凄く・・・・・・・・・・・ 「・・・・・棘田先輩・・・・」 「んだよ」 「私・・・・・・ 棘田先輩が卒業して・・・・ 東京に帰ったら・・・・・・・・・・・・ 私の事もここでの事も・・・・・・ 忘れてしまうんやなぁ・・・・・・って 考えたら寂しくて・・・・・・ 最近毎晩そんな事考えてしもて・・・・・・・」 「・・・・お前そんな事・・・・・」 「それで・・・・どうやって・・・・・・棘田先輩に このまま大阪におってもらうとかと・・・ 考えて・・・・・・・・大阪の大学に無理やり受験して もらう計画や・・・・・・ それは難しいから留年してもらおうか・・・・とか・・・・ いっそアレやコレやして・・・・・・・・ 責任とってもろうて・・・・・ うちに婿入りしてもらおうとか・・・・・ 考えて・・・・・そんで興奮して・・・・・寝れへんく・・・・」 「お前!!!そんな恐ろしい事をっ!!!!(怯)」 「・・・・・でも・・・・もうええんです・・・・」 「・・・・・・」 「もうこれだけ・・・・してもろたら・・・・十分です・・・・・・ ありがとう・・・・ございます・・・・・・ いつか・・・・棘田先輩が・・・・ 私や・・・・・この学校での事・・・・・忘れても・・・・・・・・ 私は今の事・・・・・忘れへんから・・・・・・」 「・・・・そういう事言うやつ程・・・よく忘れるんだよな・・・・・・・」 「・・・・・忘れません・・・・・・・この・・・三つ編みにかけて・・・・」 「そんなのにかけられても・・・・」 「忘れませんから・・・・・・」 「・・・・・・・・・・俺も記憶の片隅に少しだけ・・・・・ お前の事もここでの事も 残しといてやるから・・・・・・はやく寝ろ・・・・」 「うれし・・・・困った・・・・後輩で・・・すみませ・・・・」 「本当にな・・・・・」 私は・・・・ 寝た・・・・・・・。 目が覚めるとあたりは暗くなっていた。 目の前に棘田先輩の顔が・・・・・ 寝てはる・・・・・・・・ごくり・・・・・・・ ああああかんそんな事したら!!! どうやら私は棘田先輩に抱きついたまま寝て 棘田先輩も寝てしまったようだ 反対側を振り返ると大和君・・・・・・・ ではなくて鷹君が寝ていた え・・・・なんで? 私がもぞもぞ動いていたせいで 棘田先輩が起きた 「・・・・・あっ・・・・何時だ今?」 「20時10分だよ」 鷹君の向こうから携帯をみながら大和君が言った 「大和君起きとったん?!」 「・・・・・・忘れていたけど俺は・・・・ 何故か幼稚園児の頃からお昼寝が出来ないタイプだった・・・・・」 「・・・・昔からエネルギーあり余とったんやね・・・・暇やったでしょ・・・・」 「いや色んな事があったから そうでもなかったよ」 「色んな事って・・・・?」 「そうだねまぁ帰りに話すとするよ、鷹起きて」 「う~ん・・・・父さん・・・・五月蝿い・・・・」 「はははっ俺は鷹の父さんじゃないよ?」 「あっそういえば!!!部活・・・・・どないしましょう ヘラクレスさんに大目玉や・・・・・・」 「無断でさぼったしな お前も4軍に落とされんじゃねぇ?」 あくびしつつ棘田先輩が言った。 ・・・・・個人的には・・・・その方が嬉しいのですが・・・・・ 「大丈夫だよ理由はわかってくれてるから」 「ここへこられたんですか?」 「いやこの置物・・・・どうやらヘラクレス氏が 盗聴器とマイクを仕掛けていたみたいで・・・・・・」 「じゃああの・・・ウォルターさんは・・・・ヘラクレスさんやったんですか!!!」 「・・・・・あのさぁ・・・・今この学園で盗聴が流行ってんのか?・・・・」 「さぁ☆」 「・・・・・・・うー・・・・眠たいよ・・・大和」 「おはよう鷹君、あの・・・なんで鷹君も寝とったん?」 「大和や・・・花梨が・・・寝てたから・・・・・・」 「おい・・・鷹・・・俺はスルーか?」 「うん」 「・・・・・・・・・」 「あ、・・・あははは帰りましょう!」 「よく寝れたか?」 「はっはい!爆睡でした!!!」 「そうか・・・・」 一瞬だけ・・・棘田先輩が微笑んだ 「・・・・・・・駄目です」 「は?」 「こ、これ以上好きにさせんといて下さい!!!! ますます恋してしまいます!!!!! そしたら・・・・せっかく満たされたのに・・・・また寝れへんく!!!」 「・・・・帰る」 棘田先輩はダッシュで駆け出した 「ははは☆かけっこなら負けないよ?!」 大和君も凄い速さで駆けていった 「俺達は・・・・歩いて帰ろう花梨」 「・・・・・うう・・・・・棘田先輩に逃げられてしもた・・・・・ そうですよね・・・・さすがに鬱陶しいですよね・・・・」 「・・・・・いや、あれは・・・・」 「?」 「照れ隠しだと思うよ?」 「・・・・ややや・・・まさか」 「顔赤かったし・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・やから・・・・・ そんな事言われたら・・・・・・私また寝れへんくなるんで」 「また抱いてもらったらいいじゃない」 「鷹君!抱くと抱きしめるとでは大きな違いが!!!!!」 「・・・・そう?」 鷹君の爆弾発言に変な風に 私の頭も妄想してしまい・・・・・・・ なんとなく今夜もよく寝れそうにない気分になってしまった。 ・・・・でもそれもいいかもしれない いつかは・・・・・私も棘田先輩の事を 考えずにぐっすり寝れる時がきてしまうのだろう その日が来るまで・・・・・・大事にしていこう・・・・ 眠れない程誰かを愛しく思うこの気持ちを・・・。 終。 PR ![]() ![]() |
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