帝黒小説第二段です
次は鷹メインの
「鷹の楽しい?休日」です
読んであげようという方は右下の小説を読むから
読んでやってください=!
鷹の楽しい?休日 その1
眠る前に聞こえていたのは雨の音・・・・
そして朝五時・・・・・・目覚めた時に聞こえてきた音は・・・
「イチ・ニ・サン・シ!イチ・ニ・サン・シ!!!鷹~今日はいい天気だぞ~」
・・・眠たい頭を無理やり覚醒してくる二階まで聞こえてくる父さんの声・・・・
窓を開けて
庭で運動してる父さんに答える
「・・・・ご近所迷惑だから・・・もっと静かにしてよ・・・・」
「えっ?!なんだって?!鷹もラジオ体操したいって?!
よしよしさぁ遠慮せず来なさい!!!!!」
・・・・・・。
答えるのが面倒だったので
とりあえず父さんの頭めがけて枕を投げてみる
が・・・父さんは
それを右手で受け止め
「ははは!!!!甘いぞ鷹!!!」と笑った
それを受け止めるのはわかっていたので
第二段の俺の胸元まである巨大なクマのぬいぐるみ
(父さんがゲームセンターでとってきた)を投げてみる
「コラ!鷹!!!クマさんは大事にしなさい!!!」
クマも左手でキャッチした父さん
両手が塞がっている父さん・・・い・ま・だ
俺は父さんに向かって図書室で借りてきた本を投げつけた
はっとした父さん
クマと枕を手放せば
本をキャッチできるだろう・・・でも
庭は昨夜の雨でまだぬれている
もし手を離したらクマと枕は泥水で無事ではすまされないだろう
クマと枕を汚す事は父さんには出来ない、
母さんにしかられるから(俺もしかられるだろうけど・・・・)
さらに父さんはキャッチが大好きだ、
もはや本能の一部になっている
上から落ちてくるものをその体で受け止められずには
いられないのだ・・・・・
そんなわけで父さんに残された道は
顔面でその本の直撃を受けるしかないのだ・・・・
父さんの顔に本が落ちていく・・・・やった!!!!
と、思ったのだが・・・・・・
父さんは口で本を受け止めた・・・・・・うわぁ。
どうだ鷹!と、いう目でこちらを見てウィンクしてくる
もっと色々投げてみようかと思ったけど
父さんがとてもとても楽しそうなので
ため息をついて俺は窓を閉めた。
続きます。
PR