鷹の楽しい（？）休日その１６

鷹の楽しい（？）休日その１６
ラストです。
かなり短いですが
右下の小説を読むから
お入りください



「・・・・・飛び降りて下で俺に受け止められるのと
俺におぶられて降りるのどっちがいい？」

「・・・・・・・・・お・・・おぶられるほうで・・・・・・・」

「こらこらこら！危ない降り方をするなって！！！！！」

相変わらず大和と花梨と棘田氏は三人で
わいわい話してる
その横でのんびり本を読んで待つ事にした俺。

時折大和から貰ったブックカバーを鞄から取り出して
眺めては幸せな気持ちに浸ってみる・・・・・。
なんだか棘田氏に貰ったハンカチを宝物だと言った
花梨の気持ちもわかる気がしてきた。

皆で過ごす休日は賑やかだな、
今日は姉さんも返ってくるから
家に帰っても賑やかだろうな・・・・・
・・・・・父さんが家にいる時点で賑やかじゃ
ない日はなかったけど・・・・・・。

父さんと言えば
チーズケーキと
フルーツポンチを今頃たくさん
作ってるんだろうな。
実は姉さんじゃなくて俺の好物なんだけどね
毎日つくりそうだから父さんには言わないけど・・・・。

言わないけどたくさん食べてあげよう、
それだけで父さん喜ぶだろうし。

その後で・・・・このブックカバーは
俺の一番大好きな本につけよう・・・・。

思わず笑みになってる俺に三人が気づいて
聞いていくる

「なになに鷹君？嬉しそうにしはって～」
「鷹？なんだいその本そんなに面白いのかい？」
「・・・俺らのやりとりに呆れて笑ったんじゃねぇ・・・？」


「・・・・うん・・・・今日は楽しい休日だなと思って・・・・・・ね」



完



読んで下さった方ありがとうございましたーーーー(><)！！！！